かぶれ
今まで使ってもかぶれなかったものに急にかぶれたり、赤くなったり痒くなったり、場合によっては痛くなることもあり、なかなか厄介なものです。

なぜ、かぶれるのか

ご自身の体調やストレスなどが関係して、かぶれ易い状態になっているところに、かぶれの原因の元に触れる事で肌が反応して、赤くなったりするものです。
つまり「お肌の赤信号」です。

費用

■かぶれ治療
保険適応

治療紹介

外用薬

基本的にステロイド(副腎皮質ホルモン)を使います。
ステロイドを怖がられる方がおられますが、1~2ヶ月の使用では副作用はありませんので安心して下さい。
  • 顔)ロコイドまたはボアラなど
  • 体)マイザー、ボアラ、リンデロンVGなど
  • 頭)トプシムローション、リンデロンVGローションなど
一日に2~3回塗布してください。

内服薬

赤みが強い場合は、セレスタンを1週間ほどお出しします。

原因

原因が判らないことが多いです。 かぶれの原因と思われるものとして、「シャンプー、毛染め、化粧品、薬品など」をまず腕の内側の皮膚に塗っていただき、30分ほどして、かぶれていないかチェック(オープン、パッチテスト)をして頂きます。 何回もかぶれを繰り返す場合は、色々な成分を肌に塗って調べるパッチテストを行う事があります。
※パッチテストで、どの成分にかぶれるか判っても、ご使用になっているものにこの成分が入っているか判らない事が多いです。

日常生活の注意点

  • かぶれを起こしているという事は「肌が敏感になっている」という事です。新しい化粧品や薬を使う時は、オープン、パッチテストで安全性を確認してからご使用下さい。
  • ストレスが関係しますので、十分に睡眠をとるようにして下さい。
  • 蕁麻疹体質、アトピー性皮膚炎の方は、かぶれが強くなりますので、出来るだけ早めにご来院下さい。
  • 入浴の制限はありませんが、強く擦らないで下さい。
  • 強い日光や刺激物は接触性皮膚炎の増悪因子ですので避けて下さい。
  • 肌の状態によって、かぶれを治す薬にかぶれることがあります。この際は使用を中止してご連絡下さい。
※外用薬や内服薬が合わない方は、薬を中止して当院にお尋ねください。
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