「美容皮膚科・美容外科・医療痩身・形成外科・皮フ科」芦屋市大原町の芦屋JSクリニック

肌は元々、適度な潤いを保つために皮脂腺から脂分を出しています。 ストレスなどで、脂の分泌が多くなり過ぎたり、肌荒れで脂が出難くなると皮下に脂分が溜まってしまいます。 これが白ニキビです。
そこに、ニキビ菌などが感染してしまうと赤く膿を持った状態になってしまいます。 これが赤ニキビです。
当院では尋常性痤瘡治療ガイドラインに基づいて治療しています。

治療薬

• ①アクアチムローション、またはクリーム
  ニキビ菌を殺す外用液です。
• ②ディフェリン
  面皰（めんぽう：ニキビの中に角質や皮脂膿が溜まった状態）を改善します。
• ③ロキシスロマイシン
  ニキビ菌を殺す抗生剤です。下痢を起こす場合は中止してください。
• ④ニキビは慢性疾患ですので、漢方薬を用いる事があります。
  ※生理で増悪する方は桃核承気湯（朝晩1包）

ニキビの状態による使い分け

①化膿が強い場合

• 朝、夕の洗顔後にアクアチム+ディフェリン塗布
• ロキシスロマイシン 朝夕、1錠内服

②軽度の化膿

• 朝、夕の洗顔後にアクアチム+ディフェリン塗布

①～②は化膿治療が中心

原則3ヶ月までです。

③化膿がほぼ落ち着いた状態の治療

• 朝、夕の洗顔後にディフェリン塗布

その他の注意点

■洗顔について（ニキビの基本治療）

思春期の方は、ぬるま湯でニキビ用石鹸などを用いてゴシゴシ洗顔し、皮脂を十分に洗い落としてください。 何度洗顔しても結構です。
成人でストレスのせいでストレス性のニキビが出ている方は、ぬるま湯でマイルドにニキビ用石鹸で数回洗顔してください。 洗顔後に肌の乾燥が強い方は保湿剤を使用してください。

■日常生活について

ストレスや慢性の便秘はニキビ増悪の大きな要因です。 十分に睡眠を取り、繊維質の多い食事を摂り、また水分も十分に摂るように心がけてください。

■ニキビ後の色素沈着について

当院では美容外科の知識に基づき、色素沈着治療を行っています、 ご希望の方はご相談下さい。

■シルクピーリングについて

赤みの強いニキビはピーリングが最適な治療法です。 角質層を除去する事で、早くきれいにニキビを治します。 月に1回受けてください。

詳しくは下記シルクピールのページをご参照ください。

シルクピール »

外用薬や内服薬が合わない方は、薬を中止して当院にお尋ねください。