蕁麻疹治療
蕁麻疹は何らかの刺激で、皮膚からヒスタミンなどのかゆみを引き起こす物質が出てくるのが原因です。 カユイから掻く、掻くとヒスタミンが出て痒くなり、また掻くという悪循環になってしまいます。
この悪循環を張本人(ヒスタミン)を出させる原因によって色々な種類の蕁麻疹があります。

【蕁麻疹の種類】

  • 花粉、ダニ、食べ物などのアレルギー性蕁麻疹
  • 子供に多い魚、卵、牛乳などの食事性蕁麻疹
  • 風呂上がりなどの温度差で出る温熱性蕁麻疹
  • 日光による日光性蕁麻疹
  • 掻いたところがミミズ腫れになる物理的蕁麻疹

費用

■蕁麻疹治療
保険適応

治療紹介

急性蕁麻疹

食べ物が原因のことが多く、食後30分から数時間で出てきて半日で消えます。 何日も続くときは風邪などの病気のことが多いです。

治療法

■飲み薬
アレグラやクラリチンなどの抗ヒスタミン薬内服
※カユミが強いときは、セレスタミンを毎食後1錠内服
この薬は眠気が強いため、運転などをする時は飲まないでください。 風などの病気に罹っている場合は、その治療も行います。

慢性蕁麻疹

急性蕁麻疹が慢性化し、数ヶ月、時には何年も続くことがあります。

治療法

抗ヒスタミン薬の内服。 ステロイドの外用を状態に合わせて処方します。
また、何回も繰り返す場合は血液検査を行いますが、原因が判らないこともあります。

日常生活の注意点

  • 蕁麻疹体質の方はシャンプーなどにかぶれ易いので注意して下さい。
  • ストレスが関係しますので、十分に睡眠をとるようにして下さい。
  • 強い日光や刺激物は蕁麻疹の増悪因子ですので避けて下さい。
  • 入浴の制限はありませんが、強く擦らないで下さい。
  • カユイ所はタオルなどで冷やして下さい。強く掻くとカユミが増悪して悪循環になってしまいます。
  • 蕁麻疹後の色素沈着については、当院では美容皮膚科の知識に基づき、色素沈着治療を行っています。ご希望の方はご相談下さい。
※外用薬や内服薬が合わない方は、薬を中止して当院にお尋ねください。
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