陥没乳頭

陥没乳頭

乳首のお悩みも色々です。
乳頭がへこんでいたり、乳頭や乳輪が大きいなどのご相談も多いです。
代表的な陥没乳頭の治療法をご説明します。
乳頭が完全に陥没しているものから、引っ張れば出てくるものまで程度は様々で、治療法も程度によって違います。

陥没乳頭の原因

乳頭には7~8本の母乳を出す管(主乳管)があります。ここに何らかの原因で瘢痕(傷)が出来これが収縮して乳首を中に引っ張ってしまうのです。 その結果、見た目が悪くなります。しかも、母乳の出が悪くなり、乳頭炎を繰り返す場合もあります。

治療法

授乳予定や陥没の程度で異なります。

陥没が軽度の場合。

乳首を引っ張ると出て来る場合です。
点滴で数分間、寝て頂きます。その間に局所麻酔を行ないますので痛くありません。術後の痛みは鎮痛剤で治まる程度です。
乳首の根本でZ型に皮膚を切開します。
この切開部を工夫して、乳首が戻らないようにします。(Z形成術、赤色)
その上、乳首が再陥没しないように切開部から糸(黄色)を入れて、下から支えます。

陥没乳頭

この様に、2重に再陥没を防止しています。キズは、時間と伴に目立たなくなります。
施術後は、乳頭保護のプロテクターを装着して頂き、その上にブラを着用して下さい。
当日からシャワーはOKです。

授乳予定があり、陥没が強度の場合。

引っ張っても乳首が出ない場合です。
まず、Z形成術を行ないます。その時点で陥没が起こる場合は、主乳管の周りの瘢痕を切除します。
授乳予定があるので、主乳管に傷を付けてはいけません。故に、全ての瘢痕を切除できません。
軽度の陥没は残る事があります。

授乳予定が無く、陥没が強度の場合。

主乳管の周りの瘢痕を全て切除します。再陥没は起こりません。

術後の注意点

施術後1時間ほど経過観察します。乳頭の循環(血の巡り)確認のためです。その後、乳頭保護のために保護スポンジかキャップを着けます。
約2週間、使用して頂きます。翌日の検診に来て下さい。再度、循環を確認します。抜糸は、7日目です。

修正後の左右差について

陥没乳頭の治療は、乳頭がシッカリ出ることが目的です。しかし、陥没のために乳首が圧迫され発育が遅れるている事が多いです。そのため修正後、乳首に左右差が出ることが多いです。授乳予定のない方は乳首縮小を行ない左右差の調整をします。予定のある方は、授乳後に調整します。

費用(税込み)

授乳予定の方は保険適応です。

3割負担で、両側の治療を行った場合
施術代、薬、診察代を含めて 50,000円弱です。

授乳予定のない方は私費です。
陥没乳頭 両側  324,000円
片側  162,000円
お薬代  3,240円

陥没乳頭のQ&Aはこちら