皮膚の出来物

粉瘤

一般的に言う「オデキ」です。最も多い皮膚の出来物です。皮膚の浅い所に皮膚を造る細胞があります。これが何らかの影響で皮膚の下に落ちて「皮膚の下にもう1つ皮膚」を造ります。
下に落ちた皮膚も垢を出します。この垢が溜まって小さなボールのようになったのが粉瘤です。

粉瘤

この溜まった垢が大きくなると、[臭い豆腐のカス]のような物が出ます。中に溜まった垢が出ただけです。また、同じように垢が溜まっていき大きくなります。同じことを繰り返します。
また、この垢に雑菌が入ると大きく腫れ上がり膿が出ます。膿が出て小さくなっても、アカが溜まって同じことを繰り返します。

治療法

一般外科では、溜まった垢を切開して出すだけです。根治治療ではありません。小さなボールを完全に取らなければなりません。形成外科の専門技術で切除します。特に女性の顔の切除は、形成外科の専門領域です。
当院は院長(日本形成外科学会専門医)が根本治療を行います。ご安心下さい。

具体的には

  • 氷で冷やして皮膚を痺れさせてから、局所麻酔を行ないます。痛みは軽度です。術後の痛みは鎮痛剤で治まる程度です。
  • 粉瘤全体を取ります。根治術です。髪の毛ぐらいの細い糸で縫合します。
  • 顔は5日目に、その他の部位は7日目に抜糸します。
  • 洗顔、入浴は当日からOKです。医療用防水テープをお渡しします。

費用(税別)

出来物を切除する場合は保険適応です。

初診時(3割負担の場合)
術前検査を含めて 約4,000円
手術時(3割負担の場合)

施術費、薬代、病理検査まで含めて

顔などの出来物の大きさ
2cm以下 約9,000円
2cm~4cm 約15,000円
4cm以上 約17,000円

*この費用の3割です。

体の出来物の大きさ
3cm以下 約8,000円
3cm~6cm 約14,000円
6cm以上 約17,000円

*この費用の3割です。

その他の皮膚の出来物

  • 軟線維腫
    柔らかい出来物で、ワキなどにできることが多いです。切除します。
  • 石灰化上皮腫
    目の周りに多く見られる出来物です。少し硬く青く透けて見えることもあります。切除します。
  • ケロイド
    傷などの跡にできる硬く赤く盛り上がった出来物です。ケロイドを柔らかくする注射と飲み薬(ケロイド治療薬)で治療を開始します。柔らかくなってから切除します。難治性の真正ケロイドは放射線治療が必要な場合があります。大学病院をご紹介します。
  • 眼瞼黄色腫
    瞼にできる、扁平な黄色い出来物です。
    炭酸ガスレーザーで数回に分けて切除します。
  • ホクロ
    詳しくは[ホクロ取り]をご参照下さい。
  • その他、汗管腫、稗粒腫、イボなど
    [皮膚の小さな出来物]をご参照下さい。

費用

切除する場合の費用は、粉瘤の切除と同じです。ホクロ、汗管腫、稗粒腫、イボのレーザー治療については各項目をご参照ください。

治療法

切除する場合と、レーザーで取る場合があります。

病理検査

切除した出来物が悪性でないか、また、完全に取り切れているかを調べる大切な検査です。当院から切除した出来物を、専門の病理検査医師に依頼して調べます。約1週間で検査結果が出ます。

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