ワキガ・多汗症の治療なら芦屋JSクリニック ワキガ・多汗症治療 形成外科/美容ヒフ科 芦屋JSクリニック

詳しいご説明

治療の適応について

ワキガ(腋臭症)

人種差、風土、食生活などの影響で、日本人はワキの臭いが軽いです。また、他人のワキの臭いに敏感です。
ワキガはコミュニケーションの障害になります。当院では、診察時にワキの汗をガーゼに拭き取って臭いを調べ、臭いのレベルを次の5段階に分けています。レベル3以上を手術治療の適応にしています。

・レベル1 ガーゼが臭わない。ご本人だけが気にしている。
・レベル2 ガーゼが少し臭う。日常生活への支障なし。
・レベル3 ガーゼが強く臭う。日常生活への支障あり。
・レベル4 コートや上着を脱いで薄着になると臭う。
・レベル5 着衣のままで臭う。

臭いを気にされる程度は人それぞれです。手術治療は「治療のために、人様の体にメスを入れる」ことです。効果が最大で傷などの副作用が最小になるようにベストを尽くしています。しかし、傷は傷です。消えません。臭いが軽度になり生活の質が向上するプラス面と傷などのマイナス面を考えて超音波吸引法の治療適応を決めています。

多汗症(ワキ)
多汗症(ワキ)
ワキガの方の治療範囲
多汗症の方は少し広範囲に超音波吸引法を行います。

多汗症はエクロックゲルの外用療法が基本です。
重症の方には超音波吸引法を行います。
重症の方とは、診察時に上着まで汗が染み出ていて、日常生活に支障がある方です。
ワキガの方は超音波吸引法でワキ毛の範囲で超音波吸引法を行います。
多汗症はワキ毛の範囲より少し広範囲の治療を行います。

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治療法のより詳しい説明

超音波吸引法

ワキガ・多汗症(ワキ)治療のポイントは、
・確実に臭い・汗が減少。
・傷が小さくて綺麗。
・ダウンタイムが小さい。
・通院治療。
などです。
ミラドライ、切除法、剥離法、フェザー法、吸引法など色々な方法があります。
当院は以上の治療ポイントから、超音波吸引法がベストと考えて行っています。

※汗の量が完全にゼロになるわけではありません。今までより少なくなり、汗による日常生活への支障がほぼ無くなります。

超音波吸引法の特徴

・超音波吸引機の振動力で、アポクリン腺、エクリン腺を破壊します。しかも、皮膚や血管にはダメージをあたえません。
・キズは約3~4cmで、しかも、ワキのシワの中に入れます。目立ちません。
・出血は軽度です。施術当日、軽く圧迫するだけです。翌日から小さな傷バンを貼るだけです。肘まで内出血で青くなる方もいますが、2週間ぐらいで消えます。
・2日目より、シャワーもOK。ダウンタイムが小さいです。
・皮膚が茶色くなったり、薄くなったりしません。軽い色素沈着が残る場合は、色素沈着治療を行います。
・2週間激しい運動は控えてください。
・施術後3週目からマッサージを行います。方法は術後にご指導します。
・ワキ毛は少し減ります。
・皮膚の薄い方は、部分的に小さな穴があくことがあります。軟膏を塗ると自然に治ります。もし、治りが悪い場合は修整します。

切除法などの方法と比べて利点が多いです。術後の検診にはしっかりご来院ください。

超音波吸引法施術後のワキガ・多汗症(ワキ)の再発について

アポクリン腺やエクリン腺などは再生力が強いです。ほんの僅か残っていても再生します。再発しても日常生活で気にならない程度です。もし、気になる場合はキズや皮膚が回復する6ヶ月後に再度施術します。再発する割合は切除法も超音波吸引法も同じで約10%です。

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